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二〇一六年十一月のご挨拶
      

 向寒の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。最近、風邪ひきさんが多く見られ、秋の穏やかな日を楽しむことなく、冬が近づいてきたように感じております。健康管理宜しくお願い致します。向こう3ヶ月の予想される天候では、西日本で平均気温が低く、北日本で降水量が多い確率が高いようです。
             
 今回はカンボジアのプノンペンを訪問報告です。 そもそもプノンペン行きを決めたのは、友人からの話が発端です。予てから急激に発展する東南アジアとして注目していたのですが、カンボジアには友人がおらず、正確な情報がありませんでした。夜7時以降首都とは言え『真っ暗な街を出歩くのは危険だ』と聞いておりました。動物薬をカンボジアで卸している隣国タイの友人から「何言っているの?敷地約 68,000㎡ 、延床約108,000㎡のホーチミンより大きいイオンモール・プノンペンが2014年6月オープンしたよ?近くの東横インに日本人いっぱい来ているよ!」と言われました。それでは行こうと思い立った訳です。
                 
 『まだまだこれからだ』『オートバイと思ったらいきなりレクサスでチャンスを得たものだけが成り上がり、貧困の差は拡大』『地元企業にはお金が落ちないで海外大手企業に搾取』という感想です。
                  
 確かにイオンモールは巨大で、ホーチミンよりもテナントが多く、空間の広さから日本以上の快適さを感じてしまいます。しかし最高気温30度に対して施設内は26度という温度とモノにあふれる風景は、プノンペン市街地とは別世界、ギャップがありすぎます。信号の数が限られ、またバイクと車があふれる慢性渋滞道路、中心部を離れると未舗装道路、街並みはまだ限られた高層ビルで、開発はまだまだこれからといった現実。いわゆる市場ではその場で枝肉が捌かれ、その日の内に売り切り、その日に消費する流れです。私が生まれた1960年でもここより日本お衛生管理が良かったはずです。行商のおばさんから買うお菓子は袋一杯でも50円しません。物価は1/3-1/4?缶ビール60円、30m2のバスタブ付きホテル3,500円、ビール2本・カニスープ・揚げエビ・野菜炒め・ワタリガニで2,000円、キリング・フィールド入場料15ドル。月給レベルは1万円以下、英語が話せると1.5-2万円、日本語が解るヒトの日本企業従業員2.5-4.5万円。高級品は日本と同じ価格ですが、日用食料品は極めて安いのです。
                
 キリング・フィールドはイヤホン説明があり、悲惨な大虐殺だったと良く解ります。800万人口のうち300万人がクメール・ルージュによって殺害されたとのこと。(140-170万人とも推計されている)この影響が平均年齢24歳に現れています。寿命ではありません、良き指導者・先輩層が極めて少ないのです。ですから海外大企業にいいように開発されているように見えました。カンボジアが望んでいるのは、いきなりレクサスの最高級の豊かさではなく、より効率の良いバイクから時間をかけた発展であり、地元企業主体の成長ではないのでしょうか?
               
 市場には豚の頭、血(塊が氷水に浮かんでいます)、丸焼き(15ドル?)といった今の生活レベルのものがある一方、イオンには日本と変わらぬパック詰めの精肉が売られています。このギャップに大きな違和感を覚えました。ヒトの幸せとは何なのでしょうか?
              
 養豚の主体はBackyardの庭先養豚です。しかし、タイのCPグループとインドネシア企業が最新様式での大規模養豚場進出が既に始まっています。
              
 何か日本の農業・畜産が日本の経験をふまえ段階的な発展方法を教えながら、外国人労働力や日本の新たな消費市場先として、手を取り合った発展の方法はあるような気がします。中国人は外国人に嫌わられても母国人が13億人もいるから大丈夫と言われています。日本のアプローチは隣国アジア人と「和をもって尊しとなす」ではないでしょうか?
              
 日本の将来を考えるのに『外から見る』要素も必要でしょう。海外産との差別化には日本人しかできないコンセプトも大切だと感じています。
 

株式会社エコアニマルヘルスジャパン

代表取締役 石垣 克至



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