株式会社エコアニマルヘルスジャパンの最新情報

二〇一七年一月 年初のご挨拶
      

 旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
 今年の干支の「酉(とり)」の字は「緧({糸酋})」(しゅう:「ちぢむ」の意味)で、果実が成熟の極限に達した状態を表しています。漢字と音が似ていて身近な動物の一つである「酉」をあてたそうです。また「酉」は酒の樽や壺を表す象形文字で、御酒を搾る季節10月を表す(藤堂)とも言われています。弊社も実り成熟した結果を得られるように、本年努めて参ります。

 
  さて、2017年はどんな年になるのでしょう?トランプ氏の逆転勝利でTPP問題は取り敢えず無くなりましたが、2国間協定で同様の問題が出てくるのでしょう。
世の中の変化を「グローバリズム」と「反グローバリズム」で考えることができると聞きました。トランプ氏の勝利も世界の利益よりアメリカの利益優先、英国のEU離脱も英国の利益優先という「反グローバリズム」ですね。TPPは「グローバリズム」です。ISIL(Islamic State in Iraq and the Levant)も究極の「反グローバリズム」でしょうか。
 
(グローバリズム【globalism】:国際社会における相互依存関係の緊密化や通信手段の発達による情報伝達の加速化などにより、世界を国家や地域の単位からではなく、連関した一つのシステム、経済圏としてとらえる考え方。地球主義。)
(「反グローバリズム」:経済のグローバル化は、強者と弱者の格差を拡げ、環境破壊をもたらすので反対するという考え方。担い手は環境・開発などのNGO、原発・遺伝子組み換えへの反対運動、学生・労組・農業団体など幅広い。最近では「スローフード」のように、文化や生活様式までも見直す動きもあり、多国籍大企業への富の一極集中、グローバル化に埋没し自国を顧みない富裕層への不満も含まる。)
「宇宙船地球号」、世界が1つの共同体であるという認識で、環境、人口、食糧、エネルギーなどの地球的問題を解決する視点に立つ「グローバリズム」は大切です。しかし、世界の貧困解消の前に、目前の自国の問題に目を向けないのがオカシイという流れが今起きているのではないでしょうか?『保育園落ちた日本死ね!』というのも、なぜ身近な問題に触れずにいるのかという「反グローバリズム」のひとつとも言えます。
 
各国が自立してこその「グローバリズム」と考えます。まず「国内ビジネス」を優先し、「輸出ビジネス」はその後で良いのではないでしょうか?国内需要を成長させることは、まだ可能だと思います。「ガラパゴス的」であっても、不確定要因は少ないはずです。
 
畜産については、「重量ベース」でなく「金額ベース」で、国内需要を成長すべく、安全・安心に加え、「本来あるべきヒトに必要な動物性タンパク」という高品質を突き詰めて行くべきと考えます。但し、生産費のトップ1を占める「飼料」を輸入に頼らぬようにすることが必要です。バイプロダクト(食品製造会社からの余剰廃棄物のリサイクル)を国家プロジェクトとして確保してはどうでしょう。トップ2の「労働力」は、勤勉なベトナム人をはじめ日本を愛する外国人労働力を確保する施策が必須だと考えます。いかがでしょうか?
 
また、グローバリズム=大規模化とすると、反グローバリズム=小規模家族経営とも考えられます。消費者ニーズが多様化する中、マスプロ的な畜産物でなくとも、ニッチな需要に応える小規模生産も、今後もっと見直すべきと考えます。つまめる卵黄の200円卵の話をしても、外国の方に信じてもらえません。でもそれが日本なのです。生卵を食べる「日本の常識は、世界の非常識」で結構ではありませんか。
以上、年頭に当たり、どう変化、成長していくかを考えてみました。
 
 お蔭様で弊社ECOグループは、世界各国で着実な2桁成長を続けております。「アイブロシン」の水溶散が産卵鶏において出荷制限なしという許可がEUその他の国で得られ、豚での出荷制限なし(米国)承認と合わせ、ユニークなマクロライド系抗生物質として、更なる成長が今後も見込まれております。日本でも許可を得られるよう申請の準備をしております。動物専用の抗生物質としての「適正使用」という基本理念に立ち、経済的被害を生む病源体を一つずつ取り除くことで、今後もECO(経済性)につながるよう取り組んで参りたいと存じます。
 
 新しい年が『イロ鳥ドリな幸せ』が訪れますように!どうぞ皆様、今年も宜しくお願い致します。

株式会社エコアニマルヘルスジャパン

代表取締役 石垣 克至


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