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二〇一七年八月のご挨拶

残暑の候、皆様ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。更新が遅れ、申し訳ございません。しっかり夏休みを頂き7月にホーチミン、8月にバンコクを訪問しました。
 
 関東のお盆は梅雨にもどったような感じでしたが、西日本は猛暑、酷暑が続き、一方、これまでにない暑い夏の北日本・東日本は一段落したようですかね。しかし、残暑がまだまだ続くような予報なので、まだ要注意です。http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/pdf/pdf3/001.pdf
 「局地的大雨」という言葉を多く耳にしたこの夏、もはや日本は「亜熱帯地方」の仲間入りをしたと考えるべきではないでしょうか?
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 さて、今回は“アジア、ベトナムとタイ”のお話です。
 ホーチミンへは、最近毎年訪れております。何といっても昭和40年代のような『活気』に満ち溢れているから好きです。「社会主義」のお国でしたから、最初に訪問した15年前は「サービス」という意識がありませんでした。ハノイでもホーチミンでも、店員はお客さんが来ても、挨拶する訳でも、何かを薦める訳でも無く、ただただボーっと店番をしておりました。ドイモイ政策で、新しいお店もでき、挨拶もしっかりするし、日本人相手に「まけるよ!」とサービスも始まりました。ハノイに10年振りに行くと、改めて商業都市ホーチミンと違って、首都ハノイの変化はまだまだ遅いと感じました。
 
 ホーチミンは毎年綺麗になってきます。それは道路であり、街並みであり、そこを走る自動車であり、市民の服装であり、表情です。毎年風景が変わってきます。本当に田舎だったところに、急にコンビニができ、道路が舗装され、屋台やレストランがキレイになり、とにかく夜が明るくなりました。LEDの貢献度合いが大きいのです。
 
 さて、農場はというと、飼育規模が大きい、大資本による近代的施設の農場が突然立ち上がっています。オーナーはCPグループか、イスラムなのに「儲かる」という理由から養豚にも手を出すインドネシア系です。凄まじい勢いです。
 ですので、地元農家が時間を経て、規模拡大してきた日本のようなプロセスは今後も望めず、労働者として大企業に搾取される選択しかありません。社会主義の国なので、毎5ヵ年の経済社会計画があります。なので、外国資本に牛耳られることはないと思いますが、この経済発展のスピードを緩めることはできないのでしょう。色々な所で変化においつかないギャップが生じ、一部の問題として「ワイロ」がまだ存在します。
 
 残念ながら約7割を占める農村部はこのまま取り残され、タイ同様の『貧困問題』がこれから大きく残るのでしょう?これがグローバリゼーションの弊害だと思います。
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 バンコクの変化はあまり感じません。唯一感じるのは日本料理店の増加です。しかし、経営者は日本人ではないので、寂しいところです。ラーメンに限らず、寿司レストランに限らず、日本食ブームが続いています。スーパーでの日本食品のコーナーのスペース拡大を見ても驚きます。工業製品のメイドイン・ジャパンが食品でも高いポジションです。
 
 これまでのバンコクの地方出身者によるスラム街の問題を友人から聞いておりましたが、近隣国(ベトナム、ミャンマー、ラオス等)からの流入者が最近増えて更に問題となっているそうだ。平和な日本人には想像できない絶対的な貧困問題です。とにかく「現金がない!学校にいけない!」なんて当たり前の農村では、盲腸の手術代15万円の為の人身売買もまだ存在するというのです。
 
 一方で、タイの畜産は既に飽和状況であり、前出のとおり最大手のCPグループもベタグロも近隣諸国に農場進出しています。牛展開はやりたいようですが、その長い飼養期間から、マイペイライの気質のせいでうまく行っていないように感じます。私の中でのマイペイライは①待ち合わせに遅刻②借りたお金を返さない③自分に都合の悪いことはごまかす気質です。タイでは曜日ごとに決められたカラーがあり、先日の王妃様の誕生日は金曜日なので青色でイベント会場すべて塗られていて、エキゾチックでした。お地蔵さんのようなブロックごとある仏像への神頼みに一生懸命なのは、信仰心に篤いより、運だのみであると聞いたり、親からもらった名前を運が悪いから簡単に改名したりすることができると聞くと、そのタイ人のメンタリティはまだまだ理解できません。相変わらず高層ビル建設が続き、道路の大渋滞が続くこの首都にこれ以上の繁栄があるとは思えないのですが、いかがでしょうか?
 
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 日本のこれからの成長には、グローバリゼーションと2045年問題、シンギュラリティ問題が関わってきて、何を目指すかによって異なる展開があるのだと改めて感じております。一方で、ベトナムとタイの畜産が米国型と同じ展開しか見いだせないような気がしております。だからこそ、日本の畜産の将来に勝機があり、また労働力不足からの外国人労働力を活かしたアジア逆輸出展開が可能だと思うのです。
 
 豚価が良い時だからこそ、次に向けたカイゼンが必要だと思います。牛肉関連からトランプさんが動きだすでしょう。鶏卵・鶏肉も次のステップに登れることをイメージしております。今年は9月まで暑い!だから動物にとって、その先の冬がきつい!どうぞあなた自身の身体と農場の『夏秋冬場対策』を万全にして下さい。宜しくお願い致します。

株式会社エコアニマルヘルスジャパン

代表取締役 石垣 克至

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