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2019年4月のご挨拶


陽春の候、皆様ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。来日者対応・予算会議・VIV Asia参加の年度末で3月のご挨拶を掲載出来ませんでした。申し訳ございません。新年号『令和』の発表よりも、日本国内に持ち込まれた肉製品から感染力のあるアフリカ豚コレラ(ASF)ウイルスの分離ができたというニュースに驚き、また「やはり来たか」という思いです。(農水省HPには記事が見当たりません。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000038-asahi-soci )
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入国者携帯品の検査強化
以下 http://www.maff.go.jp/aqs/topix/asf2018.html より抜粋
「中国・モンゴル・ベトナムからの国際便の旅客に対して、検疫探知犬による探知活動、家畜防疫官による口頭質問を行う対象便を拡大し、検査強化しています。また、2019年2月からは、検疫探知犬を臨時的に4頭増やし、全国33頭体制(うち2頭は国際郵便用)による探知活動を行っています。」

探知犬
「アフリカ豚コレラ」を水際で防げ!探知犬が登場(19/03/14) ANNnewsCH
動画 https://www.youtube.com/watch?v=MQeRZ2YI26Y
 昨年、香港からの帰国時に吠えられました。周囲の冷たい視線は「薬物所持」の疑いからでしょうが、機内で食べなかったサンドイッチを後で食べようとしたものでした。あらためて、空港での侵入阻止が課題で、私が犯人になるところだと感じました。外国人が持ち込んだ肉製品が感染源になるのですから、探知犬は有効ですね。

ASFウイルス
以下 
http://www.maff.go.jp/aqs/topix/attach/pdf/asf2018-23.pdf より抜粋
更新日:2019年4 月2 日農林水産省動物検疫所
【中国及びベトナムからの旅客携帯品の豚肉等におけるアフリカ豚コレラウイルス遺伝子検査陽性例について】
「昨年 8 月に中国、本年 2 月にベトナムにおいてアフリカ豚コレラ(ASF)の発生が確認されました。動物検疫所では、これらの国からの旅客が所有し、日本の到着空港における動物検疫所の検査で輸入が認められなかった豚肉製品の一部について ASF ウイルスのモニタリング検査を行っており、以下の陽性事例が確認されました。動物検疫所では、これらの国から到着便の旅客に対する検疫探知犬による携帯品の探知、家畜防疫官による旅客への口頭質問を行う便を増加する等、水際検疫を強化しています。 」
(写真を見ていると自家製ソーセージが多いように感じられます。また非加熱真空パックが多く、加熱すれば食べられると言う中国食文化を強く感じます。餃子も非加熱ですしね…)

水際作戦(日本) 
中国人向けのポスター http://www.maff.go.jp/aqs/topix/attach/pdf/pamphlet-98.pdf

 羽田国際空港で、出国の時に検疫所注意喚起コーナーにチラシがあり、入国時の最終通関カウンターの前に同じ内容のポスターがありました。(写真撮影はダメでした.) 日本では100万円以下の罰金と書かれていますね。来日者がどれだけ解っているのでしょうか?

(大臣から)家畜伝染病予防法の違反事案への対応の厳格化について
平成31年4月2日 𠮷川農林水産大臣記者会見
http://www.maff.go.jp/j/douga/190402.html
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=JUEWhu-RjOI
(大臣から)家畜伝染病予防法の違反事案への対応の厳格化について(抜粋)
「 今日、私の方からはまず1点だけ報告がございます。アフリカ豚コレラの関係でございますが、昨年、平成30年でありますが、旅客の携帯品として違法に持ち込まれ、農林水産省動物検疫所で収去された畜産物の件数は約94,000件ありました。そのうちの約半分、45%でありますが、件数にして、42,000件は中国から持ち込まれた事例でございました。中国から我が国に持ち込まれた加熱不十分な豚肉製品のうち、1月にウイルスの遺伝子が確認されていたものについて、農研機構動物衛生研究部門において、ウイルス分離を行ったところ、2件の豚肉製品から、生きたウイルスが分離されました。これにより、実際にですね、感染力を持つアフリカ豚コレラウイルスが我が国の水際まで到達していたことが明らかになりました。アフリカ豚コレラの侵入リスクの高まりも踏まえまして、今般、旅行者による畜産物の持込みは、個人消費用や土産目的であっても、悪意を持って繰り返すなど、悪質性が認められる場合には、警察に通報又は告発する等、家畜伝染病予防法の違反事案への対応を厳格化することといたしました。詳細につきましては、この後、事務方からブリーフィングを行いたいと思います。私からは以上でございます。」
(この数字に驚いております.)

ASFウイルス in 中国肉製品?
 自家製非加熱肉製品の携帯品ではなく、中国の肉食品製品からASFウイルスが分離されたというNTDTV=米NYに本部を置く中国語衛星放送ニュース。
https://www.youtube.com/watch?v=arMqlfF017A
『中国大手食品メーカーの冷凍食品からアフリカ豚コレラ 広範囲に流通』 新唐人2019/02/24 公開
 中国では加熱すれば病原体は死滅して食べられるという食文化なので、死亡豚も「まだ食べられる」と違法業者に死亡豚を売る裏庭養豚が依然存在するのでしょう。“何でもありの中国”ですから、中国のASFが終息など出来る訳がないと諦めるべきだと思います。
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 水際作戦も大事ですが、中国からの違法携帯品が42,000件で、その中から感染性のASFウイルスも確認された現在、発生するのも時間の問題ですね。畜産労働者より圧倒的に多い農業分野の外国人研修生を注意すべきではないでしょうか?
 ASFワクチンが無いのですから、「早期発見・早期淘汰」を徹底することだけですね。もちろん各農場内への侵入を防ぐべき“バイオセキュリティ”の強化、農場立ち入り・物品持ち込みの制限徹底も大切だと強く思います。

 また発生を想定した『机上訓練』も有効な準備だと思います。①違法携帯品の数②文化の違いから当たり前のように非加熱肉製品を持ち込むことから、一度特定便のスーツケースをすべて開け、実態をさらけ出すことが、私たちだけでなく、入国者の認識を変え、ASFウイルス侵入の抑止力には必要だと思います。それが強硬すぎるなら、機内での、また中国国内での肉製品の携帯禁止のビデオ放映をするべきだは無いでしょうか?“忖度”したり、”争いごとは避ける“『日本』だけではなく、真の友好のためには、“言うべきことは言う”ことが相互理解、共に発展しようという意識・姿勢が大切だと思います。皆さんはどうお考えでしょうか?

株式会社エコアニマルヘルスジャパン

代表取締役 石垣 克至

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