株式会社エコアニマルヘルスジャパンの最新情報

2020年6月のご挨拶


初夏の候、宣言解除して、東京アラートが続き、本当に“STEP2”のままで良いのか不安な想いで、座れない通勤電車に揺られております。皆様の『新しい生活様式』は如何でしょうか?

 緊急事態宣言の解除から2週間が経った6月8日、都市部における人出はどうなったのでしょうか?内閣官房のWebサイトに掲出されているデータAgoopのデータを見ると、感染拡大前と比べ、「東京」やここ浜松町のお隣「新橋」の人出は減ったままの状況が続いています。

  Agoopによるデータ(6月8日15時台)
 地域  感染拡大前(1月~2月)比  宣言前(4月7日)比
 東京  -54.6%  -12.3%
 新橋  -55.7% -3.1% 

 データはデータなので、前年同日比や通勤時の比較をして頂きたいといつも感じております。私の通勤する電車は明らかに混んできましたが、前年同日の4割減くらいです。6/4(木)9:00の東京駅はガラガラで、ぶつかりそうになるのを注意する必要は全くいりません。丸の内や八重洲の大企業がまだまだ自宅勤務を継続していることが分かりました。翌日帰りの9:00台でも上越新幹線は1車両に8名程度、他の車両もガラガラでした。
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National Hog Farmer(全米養豚生産者)が提供する「Global Mega Producer: Top players and market influences」(世界規模の巨大生産者:トッププレイヤーと市場への影響)

https://www.youtube.com/watch?time_continue=383&v=cUH55fp09i8&feature=emb_logo
 YouTubeを見て頂いた方が早いと思います。 昨今、 “世界中がStay Home”なので、この手のインターネット上のセミナー(Webinar)が増えましたね。

●母豚10万頭を超える規模のメガファームが34社あり、増加継続。
●これら企業の合計は、母豚1,150万頭以上でうち250万頭が昨年の増加分。
●メガファームは世界に進出し、国内単独は中国に9社、ブラジル2社、米国1社。
●現在、中国のWens社やMayan社がスミスフィールド社を追い抜き、首位に。
●中国企業は規模拡大ジャンプが大きくて、Mayan社は60.3万頭、CPフーズ社35万頭、New Hope社34万頭の増頭。
●4月の生産はほぼ前年並みか増えている。中国は不足し、輸入量も増えているものの、輸出量がそう簡単に増加できるものでもない。

 世界中で農場の大規模化の流れが加速する中、世界を股にかけるグローバル企業と新興国中国の動きが活発です。日本の現状の養豚産業構造も、どんな変化を求められるかを、世界の流れを知ることで推理する必要も出で来るでしょう。外資という圧倒的パワーで参入する可能性としての“黒船”のことです。
 スミスフィールド社(Smithfield Foods, Inc.)は、中国の万洲国際(WHグループ)の完全子会社です。2013年9月、対米外国投資委員会が中国食肉大手の双匯国際控股(現: WHグループ)による47億ドルの買収計画を承認したのには驚きました。しかし、その後の中国企業による買収がない事にホッとしております。2004年のレノボによるIBM社のPC部門の買収以降、何もないのも、政府間で何かあるのでしょうか?

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Covid-19: US pork industry may see profits mid-2021(Pig ProgressのWeb配信記事より抜粋)
新型コロナウイルス問題を受けて、米国養豚業界は2021年中旬の利益回復を見込む
https://www.pigprogress.net/World-of-Pigs1/Articles/2020/6/Covid-19-US-pork-industry-may-see-profits-mid-2021-593640E/

長期的予測
 北米養豚業界は、出荷できない豚処理の滞りに徐々に追いついて、長期的予測が明らかになってきた。米国生産者にとって、収益性はおそらく2021年半ばから後半までに回復可能になると見込まれる。
 北米の豚肉加工工場の生産能力は、労働者の感染、一時的な閉鎖、新しい安全対策によって大幅に減少している。米国国立豚肉生産者協議会(NPPC)は、今年は最大1000万頭の豚を安楽死させる必要があると推定。しかし、全米ポークボード法案は「6月に入ってから約18%のアイドル状態になっている」と述べ、45%だった滞り状況を「大幅に改善」したと考えられる。

収益性の不確実性
①予測することは誰にとっても困難である。NPPCは最近、「上院が最近可決したコロナ救済法に含まれる家畜農業規定を迅速に採択するように」上院への圧力をかけた。
②国内および輸出の需要が高いため、今年はゆっくりと成長するとし、2021年に国内経済が堅実な足場を見つけることが大切だ。
➂カナダは豚肉の輸入に依存するかもしれない。飼育コストよりも低い金額で豚を販売することによる損失により、一部の養豚農家が廃業を決断する可能性がある。世界3 位の豚肉生産国としての地位を失う可能性がある。
④タイソンフーズ:アイオワ州のストームレイクポーク工場を一時的に閉鎖豚肉工場閉鎖。6/3限定生産を再開。1アイオワ州の保健当局は、食肉加工工場でのCovid-19の発生についてアイオワ州に警告する新しいシステムが進行中であると宣言。

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インドでASF? (African Swine Fever)
OIEへの報告がないので、農水のHPも2020年1月26日の初発の情報のままです。それほどインドのコロナ問題が大きいといえるのでしょうか?
米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによると、世界の新型コロナウイルス感染者は累計で700万人を突破。ブラジルやインドなどを中心に1日当たりの新規感染者は10万人を超え、インドは感染者数で25万人、スペインを超えました。

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COVID-19 Dashboard by the Centre for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU)
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 米国ジョンズ・ホプキンス大学が集計しているサイトが解かりやすいです。世界で累積感染者数約720万人、死亡者数40万人越えです。


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6/3イタリア政府は州をまたぐ国内での移動制限も大幅に緩和され、また、入国制限を緩和し、EU加盟国などからの観光客の受け入れを再開。これに倣うかのように、EU諸国はEU内から徐々に14日間自己隔離や滞在情報の登録などの条件を付けながら、入国制限の限定解除を出しています。
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 まだまだCOVID-19影響下ですが、弊社本国からも8月中旬にはロンドン会議が計画できると伝えてきました。検証が済んでいないだけでなく、第2波対策もなく、最終兵器のワクチンの予定も確定していないのにも関わらずです?「生きていくためには、まず経済を回そう!」と強い力が働いているように感じています。スェーデンの独自路線も理解できませんが、国家という組織は他国から独立したものだと改めて感じました。
 日本が国家として、『食糧安保』を問う必要があると思います。「お金を払えば買える」という安直な考え方は、マスクが手に入らないことで全国民がわかったはずです。必須なものは国産できる体制にしなければいけないですよね。改めて、食を支える農業・畜産・水産を見直す良い経験ができたとポジティブに考えていきたいです。

株式会社エコアニマルヘルスジャパン

代表取締役 石垣 克至

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