https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57610560T00C20A4MM0000/ )
詳しくはè新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」 2020 年 3 月 19 日
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf
感染予防の一方で、【感染しない訳ではなく、いつかは自分も含めた全員が感染する】ことを前提とした長期戦イメージを共有する必要があります。オーバーシュート(感染爆発)による『医療崩壊』『パニック』を避けるために、感染を緩やかにして、人工呼吸器がある集中治療の病床数内で対応ができる感染者数に抑え込まなければいけません。もちろん病床数を増やすことも大切ですが、対応する医者や看護師の数は、多少の医学生や看護師学校生を動員したところで、医療できる人数には限界があります。死亡につながる肺炎重篤患者に効果ある医薬品の選抜、ワクチンの開発まで1年というイメージが大切だと考えます。復帰が早くなることに越したことはないです。もちろんずっとステイホーム(自宅待機)しているのではなく、経済を回すことが生き残るためにも必須となります。ですから、ある時点からは抗体陽性者は2度感染しないという前提で経済活動をするための移動を許可し、また患者数が増え続ける地域は封鎖を継続するという取り組みも理解していく必要があると思います。
これはPRRSの時の『ピンク豚』作りと同じではないでしょうか!効果ある医薬品・ワクチンが無い状況下、免疫を確保して乗り切る取り組みです。安定するまでの長期戦です。
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「米国でASF(アフリカ熱病)発生した場合、10年間で500億ドルの損失」というナショナル・ホッグ・ファーマーの記事です。
National Hog Farmer Daily <NationalHogFarmerDaily@enews.nationalhogfarmer.com> より抜粋
https://www.nationalhogfarmer.com/print/33091
本研究は、アイオワ州立大学とBarnTools社から資金提供を受け、全米豚肉委員会によって実施されたもので、国家をあげた産業への取り組みというパワーを感じます。結論として、2年間で制圧しようという事です。
このようなデータを根拠として、ASFに対して常に意識していくのは、COVID-19に対する積極的な取り組みと同じようにポジティブ(積極的取組み)だと感じます。消極的な日本は諸外国の取り組みを参考にすべきではないでしょうか?
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「タイソンは最前線の労働者、トラック運転手にボーナスで6000万ドルを支払う」というナショナル・ホッグ・ファーマーの記事です。 2020年4月1日
National Hog Farmer Daily <NationalHogFarmerDaily@enews.nationalhogfarmer.com> より抜粋
https://www.nationalhogfarmer.com/print/33068
タイソンフード社はCOVID-19パンデミックとなった今、国民に必須な食品を提供する会社業務を毎日サポートする米国の116,000人の第一線で働く労働者とトラック運転手に、約6,000万ドルの「ありがとう」ボーナスを支払う。具体的には7月第1週に500ドルのボーナスを支給。
タイソンフード社CEOノエル・ホワイト氏のコメント:「この困難な時期に、会社メンバーが米国全土に食品を提供できる重要な使命を果たせることを、誇りに思っています。」「COVID-19感染者の場合は、ステイホームを勧告します。毎日の体温チェックや毎日の清掃など、あらゆる予防策を講じて、交通量の多いエリアでは追加の消毒も実施します。」
更に施設への訪問者のアクセスを制限し、病気の時や育児ニーズを満たすために“ホームステイ”の重要性を強化するために、出勤義務ポリシーを緩和している。
必須のヘルスケアを提供しており、COVID-19検査のための医師診察、共同保険ならびに社内事前承認ステップの排除、遠隔医療の使用に対する自己負担金の免除等々である。
同社は事業を展開する地域社会をサポートするために1,300万ドルを投入すると発表、これには家賃やユーティリティの援助、食料配給、ヘルスケア、チャイルドケア、中小企業支援、その他の経済回復サービスなどの緊急対応活動を提供する地域社会の非営利パートナーに焦点が当てられている。
株式会社エコアニマルヘルスジャパン
代表取締役 石垣 克至